大学の研究室では、設計活動の一つとして、家具設計やインテリア・デザインを、継続的に進めています。
今回は、研究室で設計した木製棚を紹介します。
これは南研究室で設計し、設置した木製家具。研究室が、メープル・センチュリー・ホールという校舎にあることにちなんで、「春と秋」をテーマにしました。なのでタイトルは<spring/autumn>。
面扉にはメープル(楓)を使い、カウンター天板にはチェリー(桜)の木を使用。また、カウンター側面には、スプリング・トーンというモザイクタイルを貼り込みました。また、背面には月桃紙という和紙系の壁紙を貼り、そこに紅葉をデフォルメした赤いスチールバーをつけました。
これらに間接照明等を組み込んだら、なかなか良い雰囲気になりました。
家具は普段、頻繁に使うものなので、インテリアを構成する要素として、重要ですね。
この家具のおかげで、研究室の雰囲気が、一気にアットホームになり、学生たちも喜んでいます。ここに倉又史郎さんがデザインした、有名なオバQという照明器具を購入して、オブジェとして置きました。