2012年6月アーカイブ

春先に、韓国の済州島に行ってきました。リゾート地として知られる南の島で、知り合いの先生や学生たちと一緒に、島のあちこちを巡りました。
その目的のひとつは、建築家・伊丹潤さんの建築作品を訪ねることでした。済州島は「三多」と言って、「風と石と女性」が多いことで知られています。伊丹さんはそれをモチーフとして、「風の美術館」「石の美術館」「水の美術館」という、とても純度の高い美術館三部作を、この地に設計しています。それらを含め、教会やクラブハウスなど、伊丹さんの建築をいろいろと堪能できて、充実した旅になりました。
また、ここは安藤忠雄さんやマリオ・ボッタなど、様々な現代建築家による作品も多数あります。さらに、世界有数の長さを誇る鍾乳洞など、世界自然遺産が多いことも含めて、見所が多く、楽しめました。
なぜか、重力に反して、坂道をボールが自然に駆け上がっていく、謎の坂道もあり、観光名所になっています。
あわびやタラ、カニをはじめとして、海の幸も豊富でおいしく、日本からも近いので、みなさんも機会があれば、是非訪れてみてはいかがでしょうか。

ちなみに僕らは、一緒に行った先生達も含め、観光客相手のセールストークが抜群にうまかったガイドにうまく乗せられて、済州島の民俗村で、「冬虫夏草」というとても高い漢方薬を買わされてしまいました。
それもまた旅の一興ですね。

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