シドニーとメルボルン

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8月に、オーストラリアに行ってきました。向こうはちょうど、冬から春にかけての時期でしたが、カラッと晴れて暖かく、気持ちのいい気候でした。
いつかは行きたいと、ずっと思っていたのですが、なかなか機会がなくて、ようやく実現しました。

一番の目的は、憧れのシドニー・オペラハウスを訪ねることです。
このオペラハウスは、デンマークの建築家であるヨーン・ウッツオンという人がデザインしたもので、世界遺産にも登録されている、とても有名な建築です。
学生時代から、長い間、思い焦がれていたこの建築に対面したときには、感慨深いものがありました。そこで一緒に旅をしていた人たちと、オペラ「ラ・ボエム」を鑑賞し、この贅沢な空間を堪能しました。
シドニーはみんながゆったり生きている感じがして、良い街でした。ボンダイ・ビーチやチャイナ・タウンなど、様々な場所を訪れ、おかげでシドニーの街がかなり分かるようになりました。
そう言えば、かつて作家の村上春樹さんが、シドニーの滞在記を書かれていたのを思い出しました。

シドニーに続いて、メルボルンにも行きました。ここはシドニーとは対比的で、京都や奈良のように、碁盤目状に都市が作られ、その回りにいろいろな施設が計画されています。メルボルンの特徴は、まちなかにカフェが多いことで、少し歩くだけで、至るところに様々なカフェを見つけることができます。
旅中の一日、あえて一人を選んでメルボルンの街を散策し、目に留まったカフェに入ってノンビリしていると、とても落ち着いた気分になりました。

ところで、英誌エコノミストの調査部門がこの8月に発表したランキングよると、世界で最も住みやすい都市のランキング第1位はメルボルンで、シドニーが6位だそうです。
ちなみに東京は18位。一瞬、本当かな、と思いたくなりますが、利便性や治安、文化の多様さやサービスの多さを考慮すると、ある程度、妥当な結果なのかも知れません。
さて、みなさんは、どう思うでしょうか。

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このページは、implexeが2011年10月17日 20:11に書いたブログ記事です。

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